BSデジタル・CS110°アンテナを設置する。

お盆にかけて時間ができたのでBSのパラボナアンテナを設置しました。
しかし取り付け初日は信号が受信できず、2日目にようやく設置完了しました。
今考えるとツボを押さえれば非常に簡単で、休日の30分程度で設置できます。
今回は私がハマってしまったミスや、ポイントをご紹介したいと思います。

■必要なものは以下の通りです。
地デジ対応テレビ
最近のテレビではたいていBSデジタル・CS110°チューナーが内蔵されています。
BSパラボナアンテナ(1万円以下)
沖縄や北海道以外であれば45cmタイプで良さそうです。CS110°と共用です。
同軸ケーブル
アンテナキットに同梱されています。
アンテナ固定具
アンテナをベランダに取り付けるために使います。これもキットに同梱されています。

■固定具の設置
・家の南西側に大きな建物や遮るものがないかを確認し、適当な位置で固定具を設置。
固定具のボルトやナットが下に落ちないよう気をつけてください。

■アンテナと同軸ケーブルをつなぎ、アンテナの仰角(首を縦に振る方向)を固定します。
・仰角の求め方は以下ページを参考に。関東圏であればだいたい38°前後に固定。
*『衛星位置計算表』株式会社ハマーズ
http://www.hamers.co.jp/white/t_d/cal.html
・上記水平角(首を横に振る方向)は完全固定しないでもOK
アンテナが縦に振れない程度で固定具に刺さっている状態。

■テレビと同軸ケーブルをつなぎ、テレビを信号テストモードにします。
・ケーブルの室内引き込みはエアコンのダクトをうまく使うとよさそうです。
・テレビ側のアンテナ端子は『BSデジタル・CS110°』の方に接続します。
・20インチ程度の持ち運べる液晶テレビがあれば、ベランダ付近まで持ってきてアンテナと直結するとよかったです。
・巨大なテレビの場合は家族と協力しましょう。
・アクオスであれば『本体設定』→『アンテナ設定』で『信号テスト-BS』とします。

■真南から西に向かってゆっくりとアンテナを回していきます。
・テレビの信号テストの反応が鈍いので『かたつむり』のようにゆっくり回します。

■信号が到達してもあわてず、信号強度が極大となるポイントを探ります。
・BSデジタル・CS110°の水平角はイメージよりかなり『西』にありました。
・極大となっている位置に仮止めを行い、番組の視聴をしてみます。
・ブロックノイズが乗らないか、全チャンネルが確認できたら固定をします。

■ケーブルをキレイにまとめ、アンテナとケーブルの接続部に防水キャップみたいのをはめて完了。

*初日、水平角にとらわれすぎ、結局仰角(首を縦に振る方向)まで動かしてしまい、失敗しました。
正確な仰角を知り、固定できれば8割がた終了です。
■BSのチャネル

■CSのチャネル

BS1,2は結構良い番組やっていますね。CSは通販チャネルばっかりであまり見ないかも・・・。
トップ画像はイメージです。大きなアンテナは必要ありません。

2008.8.24追記:
本文中でBSは良いのをやっていると書いたのですが、具体的に何を放映しているのか気になる方に『BS映画カレンダー』をご紹介しておきます。

■『BS映画カレンダー』
http://www.nhk.or.jp/bs/cinemacalendar/index.html

*Dapperを使ってRSS形式で抜き出したものをサンプルで公開しておきます。
■NHK BS Movie Calendar
http://www.dapper.net/transform.php?dappName=NHKBSMovieCalendar&transformer=RSS&extraArg_title=Title&extraArg_description[]=Date&extraArg_description[]=Title&extraArg_pubDate=Date&applyToUrl=http%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fbs%2Fcinemacalendar%2Findex.html

さらに、2008年4月から今年いっぱいまでBS2で『黒澤明特集』が放送されています。
前回『生きる』だったので見逃した感がありますが、9/6にはあの名作『7人の侍』が放送されるようです。興味のある方は是非。
■『没後10年 黒澤明特集』
http://www.nhk.or.jp/kurosawa/

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