中国の列車に乗り遅れたら、チケットは無効?

先日、関口知宏の中国鉄道大紀行の日めくり版を見ました。
あの、ゆるーい雰囲気が大好きです。
BSだけじゃなくて、地上波で全編流してほしいですね。

ふと思ったのですが、中国で列車に乗り遅れた場合、
チケットは無効になってしまうのでしょうか。
調べてみました。

原文:北京地区火车票购票常见问题FAQ

Q:列車に間に合いませんでした。どうしたらいいですか?

A:もし当日の列車に間に合わなかったら、必ず出発後2時間以内に駅で”改签(gaiqian)”手続きをしてください。2時間を超えるとチケットは無効となります。改签(gaiqian)の際にもし「予約?」システム内にまだチケット番号と価格が残っていれば、次に来る列車の硬座票に改签(gaiqian)することができます。直通・特快を除いた卧铺(wopu)は硬座票に変更となります。卧铺(wopu)は自動的に無効となります。もし次の列車に硬座車がなければ、チケット自体が無効となります。直通・特快の卧铺(wopu)に関しては、出発後の改签(gaiqian)手続きが出来るらしいですが、これまで実例を見たことがありません。

結構自由が効くもんですね。次の列車に乗れるなんて初めて知りました。まだ続きます。

 ピーク時には忙しくておそらく改签(gaiqian)手続きはしてもらえません。もしこのような状況になってしまったら、もしくは既に出発後2時間を経過してしまっていたら、このような救済方法があります。
たとえば、T5「北京西」発「西寧」行、のチケットがあるとしましょう。
当日の列車に乗り遅れてしまいました。駅では改签(gaiqian)をしてくれません。次の日のT5「北京西」発「石家庄」行の短距離のチケットは買うことができます。
次の日、これらのチケットを持って、乗車。「石家庄」をすぎてから、元々あったチケットを使って続けて乗車することができます。これは、鉄道規定にも違反しておらず、損失を少なくすることができます。

おお、こんな方法で乗ることが出来るんですね。びっくりです。何より遅れないのが一番ですが、列車の中での話のネタにどうぞ。
※2007.9/29 追記:中国語部分をIEで表示した場合「・」と表示されるので、ピンインを振りました。

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