中国では毎年28.7万人が自殺

中国では毎年28.7万人が自殺

北京心理危機研究・関係センターの発表した報告には、中国の自殺の特徴が指摘されている。
専門家が自殺者の心理を分析したところ、中国における自殺者には以下のような特徴がみられた。

・農村における自殺率は都市に比べて明らかに高い。自殺者の79%は農村に居住し、28%は教育を受けていない。
・自殺をするのは女性が多い。しかも中国は世界で唯一女性の自殺率が男性を上回っている国である。その比率は2.5:1。
・自殺を引き起こす主なきっかけは、経済的な困難が40%。自殺未遂の主なきっかけは、夫婦関係の不和で62.4%である。
・58%の自殺者は農薬や殺鼠剤を飲んで自殺しており、亡くなった75%の屋内には上述の毒薬が置かれていた。
・自殺者の47%に血縁関係にある人、もしくは親戚・友人・知人に自殺をはかったことのある人がいた。
・63%の自殺者に精神疾患があり、そのうち80%は鬱病、たった9%しか精神科の診察をを受けていない。

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