ラサに北京から列車で行く方法

去年9月にチベットのラサ ・シガツェに旅行に行きました。備忘録代わりに書き残しておきます。
今はどのような状況になっているのか不明ですが、何らかのお役に立てれば、幸いです。

「出国前にしておくこと」
出発前に日本でまずしておくことは、Lビザを取得しておくことです。
一般的に日本人が中国に旅行する際には、15日間以内であればノービザで大丈夫です。
ただし、チベット自治区に入る際にはLビザを取得しなければなりません。
私は以下の旅行者でビザをとりました。郵送で可能です。
GYC旅行

「列車チケット取得まで」
当時、青蔵鉄道は開通したばかりで、どの旅行社に行っても取り扱っていませんでした。
口コミでようやく見つけたのが、「北京旅游大厦」でした。
ここの1F(コカコーラの自販機があったと思います)が「コ」の字に旅行社があります。
チケットを取れたのは、正面から入って一番奥の旅行社でした。
パスポートのコピーをとられ、3,4日かかったと思います。
日程がきつかったので、帰りの飛行機(ラサ-北京)のチケットも購入しました。
・入境許可証:900RMB
(今は不要かもしれません、当時外国人は必ず必要でした。)

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・硬臥:813RMB
(柔臥はたしか1000RMBを超えていたと思います。)

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・サービス代金:200RMB

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「北京-ラサへ」
北京西駅に行き、列車に乗ります。
新しい車体のためか、良くも悪くも中国ぽくないです。
48時間は寝てたり、他の旅客と話したりしていました。
われわれがいた客車は鉄道局の人ばかりで、一般客はいませんでした。
食堂車もあるのですが、いかんせん高く、ずっと買い込んだカップ麺をすすっていました。
西寧までは、一般的な列車の旅です。
ゴルムドから先は、高山病にやられました。
写真は一番高い峠を通過したとき、気圧計を写した物です。

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あとはずっとこんな感じです。

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ラサに着きました。夜です。

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迎えの人が出口でプレートを掲げて待ってくれています。
このとき、入境許可証を渡しましょう。(結局列車内でみられることもありませんでした)
車で市内へ。後は自由。郊外は野犬が多いので狂犬病に注意だそうです。

ちなみに懇意にしているホテルがあって、
ここの1Fに併設されているレストランの料理がとってもおいしいです。
スノーランドホテル(雪域宾馆)
蔵医院路4号、0891-632-3687

チベットは9月でも少々寒いくらいでした。10月以降に向かう方は、防寒対策をおすすめします。

よい旅を。

※2007.10/25追記:今からおよそ100年前、チベット王国に単身『密入国』した日本人僧侶がいました。その名は河口慧海河口慧海が残した旅行記が本になっています。私はこの本がきっかけでチベットに行くことになりました。チベットに興味ある方は、必読です。

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