ウィルコム、中国通信大手と提携

ウィルコムユーザーなので、一応チェックしておきます。

本文:ウィルコム、中国通信大手と提携・中国網通、PHSでネット接続

PHSのウィルコムは中国の固定通信 2位、中国網通(チャイナネットコム)と提携する。データを分割送信し、データ量に応じて課金する「パケット通信」のノウハウを提供。中国網通はPHSでインターネットにつなぐデータ通信サービスの導入を検討する。ウィルコムは有力通信会社との提携を通じ、国産技術であるPHSのアジア圏での普及拡大を狙う。ウィルコムは中国網通と技術コンサルティング契約を結び、必要に応じて技術者を派遣する。両社の契約者がそれぞれの国で利用する端末を他方の国に持ち込んでそのまま使う、国際ローミング(相互接続)も検討。データ通信サービスとともに、需要が見込まれる2008年の北京五輪前の実施に向け、準備を急ぐ。
2007年9月23日/日本経済新聞 朝刊

3年前の北京滞在中、小灵通を持っていました。機種は”UTStercom UT610“というシリーズです。長時間話すと耳が痛くなる仕様でしたが、音声は非常にクリアでした。当時は電波が弱く、走行中の車内はNG、建物の陰に入ると切れてしまうくらいでした。ちょうど日本のPHS黎明期のようなものです。現在はアンテナ状況も少しは改善していると思われます。
また、運営会社が固定電話も提供しているせいか、電話番号が(010発信の)固定の番号をもらうことが出来ました。日本から国際電話で、GSM携帯にかけると高いですが、小灵通にかけてもらえば、固定電話扱いになったんです。当時はSkypeもまだ黎明期で、固定か携帯にかけるかで大きく国際電話料金が変わったんです。GSMと小灵通の2台もちという友人もいました。北京オリンピックまでにはローミングが締結されると思われますが、中国関係でウィルコムユーザーの私としては、うれしいニュースでした。

※2007.9/26 追記:中国とのローミングが本格的になりそうです。
「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」向けにウィルコムのPHS電話機を100台提供~上海にてウィルコム電話機の利用が可能に~

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