中国のGSM携帯の印象は『本当にどこでもつながる』イメージがあります。青海-チベット鉄道では、草原にぽつーんと、太陽電池付きの携帯電話のアンテナがたっているくらいでしたが、たいていエリア内です。駅もつながりますし、人がいる場所はエリア内にする覚悟のようです。各都市の詳細なエリアはこちら。
画像の紫の点はGSM携帯のエリアです。沿岸部のあたりは”これでもか!”ってくらい塗られていますね。日本がすっぽり入ってしまうかも。どこでもつながるとはいえ、西の方はまだアンテナの整備が行き届いていないようです。(もしかして太陽電池型の基地局はカウントに入らない?)中国を旅行していると、こんなSMSがポコポコ入ってきます。地域の携帯電話会社が切り替わるごとにメッセージが受け取れます。
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中国移動をお使いの方で、充值の際にかける13800138000。これは地域ごとにメッセージが異なります。ちなみに青海自治区では少々話すスピードが遅めでした。充值カードも地域ごとに特色があります(紙切れを渡されることもあります)。旅行の際にはこんなことに目を向けながら発見をしてみるのもいいのではないでしょうか。
新しい発見といえば、今ニュースになっているミャンマー(ビルマ)です。お隣のタイ・バングラディッシュに比べると、首都ヤンゴン以外は真っ白ですね。軍事政権としては、携帯電話なんて民衆に持たれると、統制できないと思っているのでしょうか。