本気度高し「HP Mini 1000」12/10午前0時発売開始(12/13追記)

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すでにご存じの方も多いかと思いますが「HP Mini 1000」が発表され、12/10午前0時より発売開始となるようです。今回の「HP Mini 1000」は以前発表されミニノートの先駆けとなった『hp2133』の後継ではありません。

HPもこの点はかなり意識しているようで、HP2133との比較ページを設けています。少し見てみましょう。以下『mini1000』を1000、『hp2133』を2133と表記します。

■まず大分類を見てみましょう。
製品のコンセプトは1000ではパーソナル、2133はビジネスユースとなっています。他社ミニノートとの比較で言えば1000と比較すべきでしょう。
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一番気になる液晶部は1000が10.2インチ、2133が8.9インチです。一見すると1000の方が大きく見えますが、2133の解像度は1280*768となっています。小さくて高解像度2133か、大きくて見やすい1000となるでしょう。
見やすさで言えばやや1000に軍配が上がるのではないでしょうか。

■筐体部です。1000は1.1kg、2133は1.2kgですのでほぼ互角です。ちなみに2133はアルマイト加工仕上げで非常に高級感がありました。
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バッテリは標準構成ではやや1000の方が優勢ではないでしょうか。2133も6セルであれば相当善戦しています。
細かい部分ですが、2133にあって1000にないもの、有線LANがギガビットイーサ-対応である点、Expressカードスロットがある点です。1000の最下位機種ではBluetooth接続ができないようです。

■拡張関連では上述の通り、Express以外は同じです。
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USBも2ポート搭載しています。しかし外部モニタに関しては1000はできないようです。プロジェクタに映してプレゼンテーションなどを行う際には他の機器が必要となるかもしれません。この点はhp2133に軍配が上がりそうです。
しかし、1000に搭載されているOSはWindowsXP、2133はVistaである点はかなり違います。2133ユーザーの多くが、標準構成での運用は難しく、ダウングレードやメモリ増設などを行っている点からもOSに関しては1000有利となりそうです。

■1000と2133の大きな違いが、ストレージ部であると思われます。
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1000の2モデルでは多くのミニノートが採用しているSSD形式であり、耐衝撃性や静粛性に優れる分、容量に不安があります。1000の1部モデルと2133ではHDDを採用しているので容量を気にすることはあまりないでしょう。しかし1000の60GBというのはずいぶん中途半端な容量な気がします。

細かい点ですが『セキュリティロックケーブル用スロット』というのは『ケンジントンロック』のことでしょうか。

*簡単な感想ですが、HPは2133の成功を足がかりにしたものの、厳密に言うとミニノート分類ではなかったようです。あくまでビジネスユースであり、他社ミニノートと比較する際には今回の1000が本命となるでしょう。HP Mini 1000がHP2133の後継ではない理由は、今なお2133が平行で発売されており、パーソナルユースとビジネスユースでユーザーを分類することができると判断したためでしょうか。どちらもHPの本気度が光るミニノートだと思います。できることなら実機を見て、触ってみる必要がありそうです。

*12/10より『HP Mini 1000』のスペシャルページができたようです。
製品情報とは異なり、さらに『HP Mini 1000』の特徴を引き出す構成となっています。
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