デジタルカメラを買って、写真を撮りまくったものの、コンピュータに取り込まれる画像はたいてい日付順に管理されていきます。これまで人物、花、海など、曖昧な要素に関しては一枚一枚「people,flower,sea」などタグ付け管理をするほかありませんでした。
今回ご紹介する『photology』は面倒なタグ付けも不要で、バラバラで管理できない状態の写真を”あいまいな状態で”管理することができるようになります。少し見てみましょう。
■『photology』をインストール後、画像登録が始まります。(この部分については後述します。)画像の枚数が多い場合には少し時間がかかります。*インストールには『.NET2.0か、3.0 Frameworks.』が必要みたいです。
初期画面はこんな感じで、左のサイドバーに、真ん中の写真、右サイドバーに選択された要素が表示されます。左のサイドバーにはどんな要素があるんでしょうか。
■まず『time of day』時間帯で分類です。『morning・afternoon・evening・night』と時間帯を選択できます。例えば『夜に撮った写真だけ』を見たいときには『night』を選択します。*選択した時点で真ん中の写真が絞り込まれ、右サイドバーに要素が表示されます。
■次に『date』日付で分類です。『いつ頃の写真だったっけ?』といった大分類に便利です。
■『features』ではこのソフトの本領が垣間見えてきます。『露出が明るいもの・暗いもの』、『縦・横』、『焦点の合っているもの・ピンボケのもの』、『モノクロ・モノトーン』などが選択できます。
■『location』では、『屋内・屋外』を選択可能です。写真の明るさで判断しているようですが、ほとんど的中しています。
■『content』では、なんと『植物・空・顔・ビーチ・花・雪・夕焼け・水』などを判別しています。しかもかなりの精度で的中しています。
■『color』では、写真に使われている主な色を指定することで選択可能です。これもかなり便利です。
*ちなみにPicasaなどでは自動的にPCすべてのフォルダをチェックしてくれるようですが、『photology』は手動で追加してやる必要があるかもしれません。『settings』→『folders』でフォルダ登録画面となります。
*photology makes finding photos easy, fast & fun
http://www.getphotology.com/index.html