携帯電話にGPSが搭載されるようになってからGPSの認知度は一気に高まりました。それまではGARMIN社製の10万円程度のハンディGPSとか、車用のカーナビ向けなど、ちょっとマニアックな機器しかチョイスがありませんでした。クリントン政権時にGPSの精度を意図的に落とすようためのスクランブルが解除され、GPSチップの性能向上など、1万円程度のGPSロガーでもかなりの精度を出すことができます。すこし見てみます。
この『M-241』は単3電池1本で、約8時間現在位置を記録し続けてくれます。
単3電池はアルカリでもOKですが、電池の消耗が激しいのでeneloopとセットの方が良さそうです。
■電源を入れてみます。
空が開けた公園などではすぐに測位が行われます。逆に屋内やビルの間は結構難しいかもしれません。
■衛星を補足すると以下のような表示になります。
現在位置を記録するポイントは最大で13万ポイント程度です。
■時計表示です。
単なる時計かと侮るなかれ。GPSは位置を決定する際に複数の衛星の時間差を見ています。GPS衛星に搭載されている時計は原子時計なので、この時計は非常に正確な物なのです。
■現在位置表示です。緯度・軽度が表示されます。GoogleEarthで表示すると『かなり』正確に表示できることがわかりました。開けている場所で数mも誤差がないくらいです。
■進んでいる方向と速度が表示されます。電車など早く走っている物はおもしろいです。右下の数値は標高です。
■距離測定もできます。
ジョギングなどで自分がどれだけ走ったのかを調べたいときには、このモードが便利そうです。
■細かなセッティングなどはここから入ります。
*実際の使用感ですが、地図好きにはたまらない物です。しかも精度もそこそこ正確と来れば試しに買ってみるのも悪くないかもしれません。