ブックマーク・パスワードを複数環境で同期する『Xmarks』を見る。

最近はミニノートがかなり普及してきているようで、一人で何台もコンピュータを持っている人も珍しくなくなってきました。とはいえ、環境が増えてくると、困ってくるのがファイルやブックマークの同期です。ファイルに関してはDropboxが解決してくれましたが、ブックマークの同期はすこし面倒でした。今回はブックマーク・パスワードを複数環境で同期してくれる『Xmarks』を見てみます。

■以下ページから各ブラウザにあったアドオンをダウンロードします。
*Xmarks | Bookmark-Powered Web Discovery
https://www.xmarks.com/

■今回はFirefoxに入れてみます。
ブラウザ再起動後に以下のようなダイアログが出ると思います。

■アドオンがインストールし終わると『Xmarks』のセットアップウィザードが起動します。

■アカウントは持っていないので作成します。

■ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力します。

■アカウントが作成されます。

■ブックマークを複数環境で同期する際に、パスワードのような認証PINを設定します。

■PINコードを入力します。パスワードとは別の物です。

■PINコードが作成されます。

■いよいよブックマークとパスワードが『Xmarks』サーバーにアップロードされます。

■同期中です。

■完了しました。
変更があれば、自動で登録されている環境すべてで変更点を反映してくれるようです。

→ステータスバーの『Xmarks』を開いてみます。
■『タイプ』では同期方式が選択できます。

■『プロファイル』ではサーバー上に同期されているブックマークを見ることができます。

■Xmarks.comを開いてみると以下のようになっています。

■『発見』ではスマート検索などが設定可能です。

■『Xmarks』が入っている環境でGoogleなどで検索すると以下のように表示されます。

■『詳細』では暗号化の設定や、上書き設定などを設定可能です。

*「複数環境でブックマーク共有」するという『Xmarks』のミソの部分は、ソーシャルブックマーク(SBM)に置き換わってしまったのでしょうか。私はSBMが『公開前提でコメントをつけていくブックマーク』であり、これまでの個々人のブックマークは『必要な情報にたどり着くためのショートカット』であると思っています。目新しさは決してないですが、これからも使っていきたいと思います。

*『Xmarks』のロゴのモデルはモルフォ蝶でしょうか。非常に美しいですね。

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