2007中国検索エンジン市場:市場は集中化

以下超訳で進行します。
原文:2007年搜索引擎市场报告发布 市场趋于集中化

新浪科技報 9/17日午後:北京正望諮詢は2007年CIC中国検索エンジン市場調査報告を発表した。調査結果は以下の通りである。一年前同期と比べて、百度は北京・上海・広州三地域の検索エンジンユーザーにおけるマーケットシェアを続けて拡大。Google/谷歌は三地域のシェアは下げ止まり、反発。雅虎と捜狗は縮小。中国検索エンジン市場が集中化していることを表している。北京正望諮詢の調査結果は、スタートページによる検索エンジンユーザーの割合は北京・上海・広州三地域のマーケットシェアで、百度(69.5%)、Google/谷歌(23.0%)、雅虎(3721人のユーザー含む)(2.3%)と捜狗(1.8%)が残りを分けている状態である。

北京正望諮詢が毎年半年ごとに行ってきた調査に基づき、比較してみると、百度のマーケットシェアは一年前(2006年9月期)との比較では7.6%、半年前(2007年3月期)との比較では0.5%の増加であった。Google/谷歌のマーケットシェアは一年前と比べて1.1%の減少。ただし、半年前に比べて1.4%増加している。Google/谷歌は減少に底を打ち、反転している。

06年.9月 07年3月 07年9月
百度 61.9% 69.0% 69.5%
Google 24.1% 21.6% 23.0%
雅虎* 5.2% 3.2% 2.3%
搜狗 3.2% 2.0% 1.8%
其他 5.6% 4.2% 3.4%
合计 100.0% 100.0% 100.0% (記事より引用)

ここ半年では、マーケットシェアが最も増加しているのはGoogle/谷歌である、半年前と比較してみると1.4%の増加が見られる。;次に百度であるが、0.5%の増加が見られた。マーケットシェアが半年前と比較して大きく減少したのは、雅虎である。雅虎は0.9%のシェアを失った。捜狗もまた、0.2%の減少。レポートは、Google/谷歌がここ半年で、マーケットシェアを拡大したのは、学生ユーザーによるものが大きいと報告している。

北京正望諮詢は今回の調査で、無条件に抽出した一日の検索エンジンユーザーの使用状況をもとにマーケットシェアのデータを収集した。異なった側面から北京・上海・広州三地域の検索エンジン市場の構成と動態を把握・反映するものであった。

06年9月 07年3月 07年9月
百度 60.3% 61.2% 61.8%
Google/ 25.5% 25.7% 26.9%
雅虎* 4.9% 4.9% 2.8%
搜狗 3.0% 2.2% 2.2%
其他 6.4% 5.9% 6.3%
合计 100.0% 100.0% 100.0% (記事より引用)

無条件に抽出した一日の検索エンジンユーザーの使用状況から見てみると、百度のマーケットシェアは61.8%まで低下。またGoogle/谷歌のマーケットシェアは26.9%まで上昇。マーケットシェアを比較してみると、スタートページ検索エンジンによるマーケットシェアは百度のマーケットシェアを過大評価する傾向がある。しかも百度をのぞいたその他の検索エンジンのマーケットシェアを過小評価する傾向がある

北京正望諮詢のその他の調査結果によれば、百度は全国で強いブランド浸透率を持つ。そのため北京・上海・広州三地域の検索エンジン市場のマーケットシェアと全国的マーケットシェアを比較すると、Googleのマーケットシェアを過大評価しがちであり、百度のマーケットシェアを過小評価しがちである。つまり、全国のマーケットにおいては、百度のマーケットシェアはおそらく北京・上海・広州三地域を占めるマーケットシェアを上回ると見られている。

【Googleの現地化はすでに成功】

Googleは中国に進出してから一年、とくにここ半年は一連の現地化をすすめている。調査はGoogleの現地化はすでに成功していると思われる。Googleの2007年以降の変化を見てみると、58.5%のGoogleユーザーもしくは23.2%のすべての検索エンジンユーザーはGoogleの変化に注意している。そのうち三分の二(65.3%)が肯定的な評価を出している。評価のうちほぼ半分(49.6%)はGoogleの中文検索機能が改善・さらによくなったと評価している。その他11.6%がGoogleの中文製品、コンテンツが増加していると答えた。

【北京・上海・広州のネットユーザーはサイトによく訪れる。新浪は拡大。】

今回の調査はさらに北京、上海、広州三地域のネットユーザーに対し、検索によって訪問したサイトでなく、最も訪れているサイトについて聞いている。新浪は36.2%で依然1位。捜狐と網易がそれぞれ23.4%と17.7%で2位、3位であった。

半年前の2007年3月の調査結果と比較すると、北京・上海・広州のネットユーザーは新浪に訪れる割合は1.7%増加している。捜狐、雅虎が2.7%、2.0%とそれぞれ減少。百度とGoogleは検索目的でないのユーザーランキングの第6位、10位であった。

网站 2007.03 2007.09 和半年前相比
1 新浪 34.5% 36.2% ▲1.7
2 搜狐* 26.1% 23.4% ▼2.7
3 网易 20.1% 17.7% ▼2.4
4 雅虎中国 10.8% 8.8% ▼2.0
5 QQ.com 7.2% 7.5% ▲0.3
6 百度** 5.0% 5.8% ▲0.8
7 MSN 3.2% 3.2% –
8 淘宝 2.0% 2.2% ▲0.2
9 Tom在线 1.8% 1.3% ▼0.5
10 Google/谷歌 1.0% 0.9% ▼0.1

以上

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